9月23日、浜州市恵民県党委宣伝部と日本大阪大学が友好学校交流活動を実施しました。非物質文化遺産の優れた伝統文化を手がかりに、中国文化の対外発信プラットフォームを積極的に構築し、中華の優れた伝統文化を世界へと広げていくことを目的としています。

今回の活動には、大阪大学の学生である小西妆瑛、藤井心美、中川杨らが招かれ、恵民県の多彩な非遺文化と活気あふれる産業を没入型で体験しました。活動の開始時には、清河鎮の豊かな文化的底力を示す「東方豆製品」や「木版年画」のプロモーション映像が上映されました。会場では、大阪大学の師生に向けて清河鎮の木版年画の版木や完成作品集が展示され、外国の友人たちは伝統文化の魅力を間近で感じることができました。同時に、杜橋豆腐皮を特色ブランドとする豆製品やその派生品が展示され、清河鎮で発展を遂げる豆製品産業の力強さが紹介されました。

「十日肉なくとも、一日豆なくべからず」と言われるように、杜橋豆腐皮の製造技術は清朝末期の杜橋村に始まり、百年以上の歴史を持っています。木版年画は古くから伝わる漢族の民間芸術の一つであり、山東省恵民県清河鎮で生まれました。色彩が鮮やかで、濃厚な郷土の風情を漂わせています。その制作過程は、下絵、版刻、墨刷りから色付け、彩色に至るまで段階を経ており、伝統劇、神話伝説、風俗人情、歴史物語など多くの題材が杜梨木の上に次々と表現されます。清河鎮の木版年画と杜橋豆腐皮製造技術は、それぞれ2006年と2015年に山東省の無形文化遺産に登録されました。

近年、恵民県は「孫子の故郷・エコ恵民」という中外文化交流ブランドを磨き続け、孫子文化、黄河文化、紅色文化の伝播力と影響力を絶えず高めています。また、人文が集い、深い歴史的底力を持つという優位性を発揮しながら、中外文化交流活動を積極的に展開し、恵民県の国際的な知名度と評価を広げています。